こんにちは、月子です。
突然ですが、先日、生理痛で失神しました。
電車の中だったのですが、「あ、生理きたな……」と思った瞬間、
目の前がぐにゃりの歪み、そのまま倒れこみました。
私は昔から生理痛がひどく、
・腹痛
・貧血
・下痢
・イライラ
この4つがまとめて殴り込みにきて、
ロキソニンで必死に抑えるという日々を過ごしていました。
しかし失神という経験をして、

さすがに産婦人科に行かないと……
そう思って、産婦人科へ行ったところ、
「ヤーズフレックス配合錠」を処方されました。
服用方法はこちら
すっごい端的に言うと、
4ヶ月に1回しか生理がこない薬です

こ、こんな神な薬があるのか……
今回は、これから服用する「ヤーズフレックス配合錠」について調べたので、
まとめていきたいと思います!
※個人のまとめなので参考程度でお願いします。服用の際は医師の指示に従ってください。
生理痛がひどく、ピルの服用を考えている人
「ヤーズフレックス配合錠」のメリット・デメリットが分かる!
ヤーズフレックス配合錠のメリット
まず「ヤーズフレックス配合錠」を飲むと、どうなるのか簡単に説明します。
ヤーズフレックス配合錠は、排卵を抑えることで、子宮内膜症が厚くならないようにして痛みの原因となる物質の産生を抑えて、子宮内膜症の痛みや月経困難症の症状を和らげます。
そもそも生理痛の主な原因として、
子宮の収縮が激しくなることで起こります。
そのため薬で排卵を抑えたり、子宮内膜を厚くしないことで、
子宮が激しく収縮することが少なくなります。
すると、生理痛を和らぐと言う仕組みです。
生理頻度を、4ヶ月に1回まで減らせる
1番はこれじゃないでしょうか。
今までのピル
「28日間、妊娠したと錯覚させたけど、何日間はお休みしててね!」
ヤーズフレックス配合錠
「最長120日間、妊娠したと錯覚させるで!」
つまり約4ヶ月、生理が来ないのです。
毎月1回、地獄のような生理痛で苦しんでいたのに、
4ヶ月に1回で済むの……?なにそれ神では……?
生理痛を和らげる
最長120日、薬を服用したあと、4日間休薬します。
この4日間で、生理がくるのですが、こんな疑問を先生にぶつけてみました。

今まで生理が来なかった分、
生理痛がひどくなるのでは?

子宮内膜が厚くならないよう薬で抑えているので
生理痛がひどくなるということはありません
生理の回数も減らせて、生理痛も緩和される……
完全に生理痛から解放される未来が見えて、軽くめまいがしました(しっかりして)
避妊効果がある
これは、あまり大声では言えませんが書きます。
避妊効果について先生に聞いたのですが、ものすごく濁されました。

妊娠状態と錯覚しているわけですから、
避妊効果ももちろんあります……
が、避妊目的だと保険適応外ですし、
こちらから案内はできません……
私は察しました。
ヤーズフレックス配合錠は生理痛緩和の薬として認可を受けています。
つまり「避妊効果はあるが、医師からは大声で案内はできない」
一般的なピルも、100パーセント避妊できるわけじゃないですしね。
妊娠したくない方は、避妊具をつけて、性交しましょうと言う話でした。
保険適用の薬である
これも驚きました。
ピルは保険適用外だと思っていました。
しかし、ヤーズフレックス配合錠は「子宮内膜症による痛みの緩和や月経困難症の治療薬として承認」されているため、保険適用となります。
参考サイト:https://whc.bayer.jp/ja/yazflex/faq/
たとえば、スマホ1つでピルを処方できるスマルナでは、
低容量ピル「3,980円〜5,600円(税別)」で提供しています。
(ヤーズフレックス配合錠は処方していません)
スマルナのすごいところが、「診察代・お薬代・配送代を含めた料金」というところです。
オンラインのおかげか安く提供できてるんですね。
しかし避妊目的になるので、保険適用外です。
一方で、今回の検査で支払った額は、以下の通りです。
診察料:3,790円
薬代 :2,950円
合計 :6,740円
(全て保険適用)
スマルナと比べて、高いです。しかし、
・先生に直接診てもらえる
・ヤーズフレックス配合錠を処方してもらえる
ヤーズフレックス配合錠のデメリット
さて、メリットを並べたので、次はデメリットです。
120日以上も出血がなくていいのかという不安
これは、ありますよね笑
月に1回来てるものを、4ヶ月に1回にして本当に問題ないのか?!
答えはこのサイトにも書いてあるのですが、
「身体にとって問題となることはないと考えられます」と言う何とも濁した表現です。
絶対に安全とは言い切れないのは、どの薬でも同じですよね。
そのため今回は私の意見を述べさせていただきます。
現代人は昔と比べて月経の回数が少ない
少子高齢化が騒がれている通り、
現代の女性は出産の回数が減っています。
すると反比例して、月経の回数は多くなります。データによると、
昔の女性は、約50回
現代の女性は、約450回
参考論文:https://www.jstage.jst.go.jp/article/nl2008jsce/39/149/39_96/_pdf/-char/ja
約9倍です。これは月経に対する悩みが増えても仕方ないですよね。
今回紹介したヤーズフレックス配合錠は「自分を妊娠したと錯覚させる薬」と説明しました。
現代人と比べたら月経の回数は少なくなりますが、
昔の女性と同じくらいの回数になると思えば、
異常なことではないと私は感じます。
生理痛のストレスの方が問題
「生理が来ないのって不安じゃない?」と言う気持ちもわかります。
ただ思うんですよ……
生理痛のストレスの方が問題じゃないかと
私とか失神してますからね。友人に至っては入院していました。
もちろん120日以上、出血がないと言う不安もあります。
しかし、毎月の生理痛ストレスが消えるメリットの方が
よっぽど大きいと私は思います。
もちろん「妊娠できない体になる」とか、
重大なリスクがあったら服用はしません。
しかし、そんなリスクがあるものに承認が下りる可能性は
限りなくゼロに近いです。(大問題になりますからね)
だったら少しのリスクを取ってでも、
生理痛ストレスを失くす方が合理的だと考えます。
不正出血・血栓症の副作用
最初の1~2ヵ月間は、頭痛や悪心、不正出血などが起こりやすい時期です。
それでも飲み続けていると、だんだん収まるそうです。
問題は血栓症の方ではないでしょうか。
血のかたまりが血管に詰まる病気
「心筋梗塞」や「エコノミー症候群」などは聞いたことがある方も多いと思います。
これらを、ひっくるめたのが「血栓症」です。
ピルを飲むと、この血栓症になる可能性があり、病院でも呼びかけています。
詳しい内容はここに書いてあります。
まとめると、
必要以上に怖がらずに服用すべし
「正しく知って、正しく怖がる」って言葉がありますよね。
ピルを飲んで血栓症になる割合は、
1年間に1万人がピルを服用すればそのうち9人、
死亡する人に至っては10万人に1人の割合です。
さらに、血栓症になりやすい人もいます。
・喫煙者
・40代以上
・偏頭痛持ち
・BMI25以上の肥満体型
・同じ体勢で長時間デスクワークする人
・高血圧や脂質異常症などの生活習慣病
たくさん挙げましたが、まとめると「血がドロドロな人」です。
血のかたまりが詰まる病気ですからね、血がドロドロの人は要注意です。
健康に気をつけて過ごしていれば、ピルを飲んで血栓症になるリスクはぐんと下がります。
そのため必要以上に怖がらずに、正しい知識を持って服用することが大切です。
生理痛から解放されると知った時の幸福度ハンパない
まとめです。
「ヤーズフレックス配合錠」を処方された時の気持ちを、見出しにしてみました笑
毎月毎月、
「あぁまた生理きた……」
「ロキソニン飲まなきゃ……」
「ぎゃーーナプキン忘れた……」などなど、
ものすごく苦しんでいました。
それが、ほとんどなくなる?!そんなことがあっていいの?!と空を飛びそうになりました笑
しかも4ヶ月に1回しか来ないので、ナプキン代も浮きますよね。
私も薬に慣れたら、布ナプキンもありますし、紙ナプキンは捨てようと思います。
毎月の生理痛を当たり前のように、苦しんで受け入れている方が多いです。
私もそのうちの1人でした。
しかし薬に頼れば、ストレスがだいぶ軽減されることを知りました。
産婦人科には抵抗があったのですが、
もっと早く行けばよかったと思うほどです笑
どうしても産婦人科に行きたくない方は、
オンラインで受診できるスマルナというアプリもあります。
(ヤーズフレックス配合錠は処方していません)
毎月のストレスから、少しでも解放される方が増えますように!
また薬を服用しはじめたら、ブログにまとめます!
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