色々調べた結果、医療保険に入ることをやめた


こんにちは、月子です。

今回は保険についての話です。

 

先日、結婚を機に、ゼクシィ保険相談カウンターで話を聞いてきました!

しかし後日、保険に関する本を読んだところ、保険に入るか非常に迷ってきました。

今回は相談カウンターや、保険の本で得た知識をまとめ、
保険に入らなくていいと訴える記事です!

 

ただ保険って聞くと、どうにも難しいイメージ・・・というわけで今回は、このキャラクターに登場してもらいます。

 

 

 

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名前:流され子

話に流されがちなOL 28歳。職場の上司と結婚し、3年目になる。先日、子供を授かった。家を購入しようか検討しているところ。

 

友人から「え〜保険に入ってないの〜?もう30だし、将来のこと考えなよ〜」と言われ、話に流されそうになっている。好きな飲み物はタピオカミルクティー。

 

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さて、もう一度言います。

 

保険は入らなくていい!

 

しかし「条件を満たさない方は、保険も要検討」という注意書きが下につきます。それはこれから詳しく見ていきましょう。

 

尚、こちらの記事はなるべく簡略化しました。保険の計算式や死亡率データなどは、すべてリンク先のHPに掲載しております
そちらも併せてご覧くださいませ。

 

保険どうしようかな…と悩んでいる方のお役に立てれば幸いです!

 

 

自分の蓄えで生きていけるから

 

保険に入らなくていい理由として「自分の蓄えで生きていける」というのが挙げられます。

 

でも医療費って高いし、主人が亡くなったら収入が・・・

 

 

確かにあまりに高額だと払えませんが、私たちは国民健康保険があります。医療費が3割負担になる、アレです。

 

実は国民健康保険は、かなり内容が充実しております。

 

一つずつ見ていきましょう。

 

 

高額療養費制度で、医療費が大きくダウン?!

 

あなたがもし大病にかかり、月に100万円の医療費がかかったとします。

 

そこで国民保険に入っている人は「高額療養費制度」が使え、支払いが「自己負担額」までになります。

 

自己負担額っていくらですか?

 

もし医療費で100万かかった場合

 

流され子ちゃんの年収は370万円以下なので

5万7600円

流され子ちゃんの主人の年収は550万円なので

8万7430円

 

年収が370万円以上の方は、医療費によって金額が変わってきます。

 

計算はこちらに掲載しております。

 

 

確かにこのくらいの負担なら・・・
でも大きな病気になって、1年間ずっと入院したら?
支払い続けるのは難しそう・・・

 

1年間にこのような状態が3ヶ月以上続けば、負担額は減ります。

4ヶ月目からは、流され子ちゃんは「2万4600円」、ご主人は「4万4400円」になります。

 

意外とかからないんですね!

 

 遺族年金

 

だけど主人が亡くなった時は
どうすればいいんでしょう・・・

 

その場合も、国の保険が使えるんですよ!

流され子さんの場合、お子さんが18歳になるまで1,012,800円を毎年もらえる計算になります。今お子さんが0歳なので、18年で約1800万円

ご主人に不幸があった際にも約1800万円の保障には、最低でも入ってるということになります。

 

受給される条件や、お子さんの人数によって、この金額は変動します。詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

でも1800万円じゃ足りないかも・・・

 

 

もしかすると会社の保険で、死亡した際にでる保険があるかもしれませんよ。

そこと併せて考えてみて、それでも不足していれば民間の保険も検討してみましょう。

 

傷病手当金で、働いてなくてもお金がもらえる?!

 

たとえばどんな保険があるんですか?

 

たとえばケガや病気になったら、収入が途絶えますよね?

 

高額療養費制度を使っても、かなり負担になります。

そのため大体の会社の保険には「傷病手当金」というものがあります。

もし4日以上、ケガや病気で会社へ行けなくなった時の保険です。

もしご主人が長期で休んでしまったら、4日目から最大1年半の手当金が出ることも視野に入れましょう。

 

どれくらい出るんですか?

 

ご主人の平均の報酬が月に35万だとしたら、35万の3分の2が支給されるので・・・約24万ですね。一日8000円もらえる計算です。

 

収入は減るけど、ゼロではないんですね!

 

 

保険に加入するリスク

 

次に「保険に入るリスク」について考えます。

 

保険に入らないリスクとは、すなわち、「医療費や死亡時のお金が払えない」というリスクです。
しかし、そのリスクは国の保険だけで賄えることが多く
どうしても賄えない部分だけを保険に入ればいいというのが私の考えです。

 

しかしこれだけだと「保険に入ってないと不安」という方たちを説得するには弱いです。

そのため「保険に入るリスク」をお話ししたいと思います。

 

保険会社の倒産

 

まさか~
保険会社って大企業ばかりですよね?
倒産なんてあり得ないですよ。

 

いえいえ、2000年には6社の保険会社が倒産しています。

 

 

そして時代の流れが速い今、倒産しないという保証は一切ありません。

1987年、時価総額ランキングに名を連ねていた日本企業も、30年経った今では見る影もありません。

 

30年で大きく変化しているのです。

それなのに流され子ちゃんは、50年後の未来のために、保険を払おうとしている

 

それって大分リスクが高いと思いませんか?

 

また保険金不払い事件というのもありました。

 

保険金不払い事件 – Wikipedia

 

明治安田生命や日本生命保険といった、名だたる保険会社が不適切な不払い行為をしたという事件です。2005年頃の話です

保険会社に預けることによって安心を買っている!と豪語する方も多いですが、本当にそうなのでしょうか?自分の預金に置いていたほうが、はるかに安全ではありませんか?

 

保険の手数料

 

次に保険の手数料についてです。

保険会社は慈善企業ではありません。皆さんが払っている保険金から、手数料を引いて、オフィスの賃料や社員の給料を払っています。

 

保険の手数料については、開示が必須ではありません。金融庁が開示を求めてはいますが闇の中です。

 

こちらの本では「手数料は約30パーセント」と予想がされています。



また私の前職の金融時代の経験から、最低10%は取っていると思いました。

 

でも何パーセントとってるか分からないんですよね?

 

そうです。ここの問題は数字が分からないため、はっきりとしたことは言えません。

しかし預金であれば、1万円は1万円のままです。
しかし保険では毎月1万円払えば、何パーセントか手数料を取られてしまうのです。ここは事実です。

この手数料分を貯蓄に回せば、有事にも対応ができると思いませんか?

 

保険に入るべき人

 

色々きいてきたけど、やっぱり不安です
安心のためにも入っておきたい・・

 

気持ちは分かります。私も散々えらそうなことを言いながら、保険に入ってますから。

 

入ってるんかーい! 何で入ってるんですか?

 

貯金がないからです

 

OH・・・・

 

私はここで「保険には絶対入るな!」と力強く言いたいわけではありません。

無駄な保険には入らないでほしい」というメッセージを届けたいのです。

中には保険に入った方がいいんじゃないのかな?という人もいますので紹介いたします。

 

貯金がない人

 

はい、筆者のことです。

 

何に使ったんですか?

 

・・・結婚資金で・・・

 

他には?

 

2.5の舞台チケットやグッズ代で月に10万以上使ってました

 

そんな私ですが、明日ガンになったら、親に泣きつくしかありません(20代後半 / 会社員)

本当に情けない話なんですが、事実なので!今はオタクやめて、月に10万貯めてますよ!

 

つまり私は「医療費が払えるくらい貯金ができるまで、掛け捨ての保険に入る」と決めました。

やめる前提で入ったので、タイトルの半分は本当です!(大声)

 

入ったのは払戻金もある県民共済ですが、2000円くらいの掛け捨ての安い保険でもよかったなぁと思います。
ここは比較して決めてみてくださいね。

 

働き手が亡くなるリスクがある場合

 

これは私も当てはまりますね

 

18年で1800万円だと、まだ足りない気がしますよね。

その場合は、お子さんが大きくなるまでご主人に掛け捨ての死亡保険に入ってもらうのも一つだと思いますよ。

 

掛け捨ての方がいいんですか?
貯蓄型の方が戻ってくるから良さそうなのに・・・

 

掛け捨てがいい理由は3つ

 

①貯蓄型は死亡保険金が、掛け捨てに比べてはるかに安い
②貯蓄型は月々の負担額が多い
③貯蓄型は、途中解約で元本割れする可能性がある

 

①と②一緒に見ていきましょう。

 

30代男性 60歳で全て払込の場合

【掛け捨て】毎月1,886円の保険金→死亡時に2000万円
【貯蓄型】毎月10,870円の保険金→死亡時に500万円

 

 

貯蓄型だと「1800万円の不足分を満たす」という目的が達成できません。

また月に1万円という負担はなかなか重たいですよね。

 

また③の元本割れについてです。

確かに満期までもっていれば全て戻ってくるのは大きなメリットに見えます。

しかしその間に、お子さんが病気になるかもしれない。リフォームが必要になるかもしれない。

大きな出費が急に必要になったとき、貯蓄型保険を解約してしまうと元本割れをしてしまうのです。

 

フリーランスの方

 

会社の保険についている「傷病手当金」ですが、今増えているフリーランスの方にはありません。
もし仕事ができなくなった場合を考えると、医療保険に入っておいた方がいいのかもしれません。

 

ただ前述の通り国の保険もあるので、自分の貯金と相談して加入するか否か決めてくださいね。

 

まとめ

 

この記事で、私は保険に入らなくていい理由を二つ述べた。

一つは「自分の蓄えで医療費や生活費が賄えること」を挙げた。高額療養費制度や遺族年金などの国の保険、傷病手当金などの会社の保険、この二つを使えば民間の保険に入らなくてもいい。

二つ目に「保険に入るリスク」について述べた。保険会社の倒産や未払いが起きる可能性があること、保険に入ると手数料がとられるため、その分を貯金に回した方が合理的であることを論じた。

 

しかし国の保険を使用しても貯金が不足している人や、会社の保険が適用されないフリーランスの方は、民間の保険を検討する価値がある。

 

 

急な論文調?!

 

私も流され子ちゃんのように、友人から「保険に入ってないの~?将来のこと考えなよ」と言われました。

「じゃ貴方が入ってる保険の内容を詳しく教えて」って言うと、言葉を濁されてしまいました。

「でも医療費が100万かかったらどうするの?!」と真っ赤になって言われので、「高額療養費って知ってる?」と返しました。相手は「ナニソレ・・・」状態です。

 

自分が入ってる保険が何たるかを知らずに、
入ってない人に対してイロイロ言うのは反則だと思うんです。

 

サッカーのルール知らずに、サッカー誘ってくるのと同じですよね。

保険のルール知らずに、保険を押し付けるのはルール違反です。

 

そのため私は学び続けます。

「保険入ってない=将来考えていない」という固定概念を持ってる方に、色々言われたときに反論できるように。
また「保険に入らなくていいのかな・・・」と曖昧な不安を抱かないようにするために。

 

洋服やアクセサリーと一緒で、自分が納得いかないものにはお金を払いたくありません

自分が似合うものに加入したいので、私は県民共済に入りました。

また自分が保険について学んだおかげで、ゼクシィ保険のお姉さんからも対等に話すことができ、有益な情報をたくさんもらえました。

 

学ぶことは自分の武器を増やすのと一緒だと強く思います。

 

まぁまずは貯金を増やしてください

はい

 

 

この記事を書いた人
月子

文系エンジニアの月子です。
SEになり、3年目。主な言語:Java / Python / GAS
フリーランスエンジニア&副業で年収1千万いくのが夢です。

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