就職ガチャに失敗した私が、もう一度転職を決意した

転職を決意した件

 

こんにちは、月子です。

 

タイトル通り、私は就職ガチャに失敗しました。

 

ドブを引いてしまった私は今、派遣社員として働いています。

派遣社員が悪いとは全く思っていません。

逃げとして派遣社員を選んだことを、ずっと後悔していました。

 

しかし、ある人の出会いをきっかけに「もう一度、やりがいある仕事を探し出す」ことを決意します。

 

これは就職に失敗した女(20代後半)の派遣社員による 転職ストーリーです。

 

就職ガチャ失敗!~私のトラウマになるまで~

 

~私の経歴~

新卒:大手銀行で正社員(1年勤務)
第二新卒:専門商社で正社員(1年勤務)
その後は、非正規労働者として転々としている。
今は事務。

 

私の経歴としては、ざっとこんな感じです
今は、

「正社員の方がいいのではないか・・・これから家族が増えるし・・・でも、もう転職したくない・・・変な職場に行きたくない・・・」と怯えている日々です。

それではトラウマについて見ていきましょう☆(やけくそ)

 

新卒で入った大手銀行

 

最初に入った大手銀行では、毎日泣いて帰ったことを覚えています
『3年連続で新人がやめていく支店』と聞いており、怯えていましたが、マジでした。

まず雰囲気が悪く、働いている人の顔に覇気はありません。

私が辛かったのが2点でした。

 

 

・人に教える環境が整っていない
・収益ばかり求められる

 

 

 会社ですから、収益を求めるのは当然です。

しかし、OJTは私に対して放置プレイ、営業上司は「なんでそんなことも分かんないの?」と強気な姿勢です。

メンタルごりごりにやられるーーーーー!!!

 

さらに支店長は収益重視タイプ

 

 

「月子、お前、収益あげろよ」

 

毎日、終会で怒鳴られ続けました。※入社5か月目

 

確かに支店長は収益をあげています。ゴリゴリ営業マンという感じです。

上の立場になりたい!と目標を高く持ち、毎日お偉いさんと飲んでは接待していました。

「営業マンなら足を使え!断られても電話しろ!会え!とりあえず契約しろ!!収益をあげろ!!!」

 

助けて(白目)

 

悲しいことに、この支店に配属されたのは私一人。相談できる相手もいません。

しかも周りも収益をあげず、怒られているので、心が殺伐しております。
私のような新人を無視するならまだしも、嫌味を言ってくる人さえもいました。

他の支店の同期は、このような感じでした。

 

「私は今、カウンターで定期預金とか基礎を勉強してるー」
「契約の時は、OJTと必ず一緒にやってるよー」
上司が飲み連れていってくれたから、色々話きいてくれたw」

 

最初から外回り行かされて、一人で契約させられ、上司からいじめられる私

 

つらーーーーーー

 

最初から外回り行かされ、収益とってこい!と言われる辛さといったら・・・

 

まず売るものを理解してない・・・

 

「え、勉強しろ?」

 

独学で勉強しただけでリスクある金融商品を売っていいんですか!!!しかも一人で!!!!

 

ひたすらに回り続けて、やっと契約をとったとしても、契約する書類がどれか分からない(白目

先輩たちに助けを求めても、「忙しいから」と一蹴。え?なに?もう適当にもらっていい??

あと地味に辛かったのが資格

一年で10個くらい取らされたよね

「こんな資格、落ちるなんてありえないからね」という先輩のプレッシャーのおかげで、
全て合格することができました!(皮肉

 

毎日毎日、ずっと泣いてました。本当につらかった。

近くの支店の同期が、泣いている私を見て励ましてくれたこともあります。

だけど、その時に出たのは感謝ではなく「この人たちの支店に移りたかった・・・」という嫉妬でした。

本気で羨ましかった。丁寧に教えてくれる上司、

面倒をきちんと見てくれるOJT、
雰囲気の良い支店、
基礎から学べる環境、
収益収益と迫られない環境

・・・何か一つでもあったら、私はやめなかったかもしれません。しかし約1年働き、私の心はボロボロになってしまいました。

最終的に私は、死んだような顔をして、支店をあとにしました

 

ブラック企業!ベンチャー専門商社

 

さて、新卒で入社して1年。さっそくニートになってしまいました。

 

リクナビやマイナビなどに登録し、メールをもらったり、カウンセリングを受けたりしていました。

 

色んな人と話しているうちに芽生えたのは「好きなものを売りたい」でした。

 

大手銀行に入ったのは「つぶしが効くから」でした。

しかし、そんなんじゃ駄目だ!好きなものを売ろう!!と決意し、趣味に関わる企業を受けていきました。

 

そして、一つ、趣味で使うものを扱う専門商社で内定をもらいました。

ちなみに営業です。

「よっしゃあああああ、次こそは!!!」

 

燃える私です、3か月後には燃え尽きることを私はまだ知らない・・・・・・・・

 

 

 

3か月後------

 

私「し、死ぬ・・・・・」

 

・福利厚生がほぼゼロ
・残業代がほぼ出ない(月40時間)
・怒声が響く職場
・社長のセクハラ、パワハラ横行
・人格否定が日常会話

 

 

いわゆる、ブラック企業でした。

 

もっと酷い職場もゴロゴロあるので、プチブラックとでも呼びましょうか

あまりの環境の悪さに、総勢20人の会社で8人がやめました(半年)

 

 

ひどいエピソードが多すぎて、今ではネタにしております。

すっごいネタがたくさんあるんだー(白目)

 

たとえば飲み会の次の日に、社長から呼び出しされて「俺と目を合わさなかった!」「俺の焼酎が、氷が少なかった!」などと、午前中怒られまくりました。理不尽すぎて泣きました。

 

あとは社用車のなかで、40代の営業男性から「ヤろうよー」と冗談を毎日言われたり

 

私のOJTが、商品や社用車を蹴っ飛ばして破壊したり
そんな愉快な職場でしたーー☆☆☆ やばーーーー☆☆☆

 

ここにいたら真っ当な人間に戻れなくなる・・・焦りを感じて、退職しました。

 

 

逃げるために派遣社員を選んだ

 

心身ともにボロボロになった私。

そこで救いだったのは「働かなくては・・・」という意識があったことでしょうか。

 

ここで働くのさえ諦めていたら、家族に大迷惑をかけていたことでしょう。

 

私の脳内では「福利厚生・・・やりがいなどいらぬ・・・定時あがり・・・」

 

と、ゾンビのようにささやいていました(笑)

 

未来が不安になって、
前に言われた人格否定に傷ついて、
一生幸せになれないと絶望して、
自分は社会不適合者だと泣きまくって

 

「私、派遣社員でもいいかも・・・」と一つの答えに辿りつきました。

 

昔は正社員じゃないと絶対に嫌!だと思ってました。

 

しかし派遣社員ならば「やりがいはない・定時であがれる・福利厚生がきちんとしている」三つとも揃っています。

何も考えられない頭では、最適な答えを出したと思いました。

 

それから派遣会社に登録し、面接とも呼べない面接へ行き、働くことになりました。

 

 

派遣先の環境も、決してよいとは言えない環境でした。

 

 

 

しかし仕事に関しては、やりがいはなく、定時であがれ、福利厚生ももらえる職場でした。

 

まさに望んだ職場!!いえーーーーい!!!!

 

 

意気揚々と働いて約2年です。

 

途中で「これでいいのか・・・?仕事に関して、何も誇れないままでいいのか?」と、悩む自分を押し殺して、派遣社員として働いてきました。

 

よかったはずです

 

だって、ここで働いてたら、ヒマな時間がたくさんある

 

ネットサーフィンもできるし、スマホだっていじれる

 

定時にはあがれるし、家では旦那のために晩御飯がつくれる

 

仕事で疲れたことないから、筋トレだって頑張れちゃう

 

給料は少ないけれど、生活に困るほどじゃないし

 

これでいいんだ。

 

 

 

新たな出会い

 

その人は別部署の課長でした。

 

仕事柄、絡むことも多く、食事へ行くこともしばしばありました。

年齢は10歳以上離れているのですが、

違った価値観を共有することができ、楽しい時間を過ごしていました。

直接見たことはありませんが、話しぶりから、仕事ができることは伺えます。

部下の方からも信用が厚く、尊敬の念でいつも見られていました。

 

そんなある日、食事をしていて、転職の話になりました。

 

私にとっては転職は「解決したこと」だと思っていました。

 

そのため世間話のように軽いノリで、

 

今まで働いてきた会社のトンデモナイところを、笑いながら話していました。

 

しかし話している途中です。

 

ぽたり、ぽたり、と涙があふれてきました。

 

 

そうです

 

解決なんて、していませんでした。

 

『キャリアの私』は

 

生傷を負ったまま、ずっと痛んでいました。

 

私は治すことなく、ずっと見て見ぬふりをしていました。

 

 

嗚咽を漏らしながら、私は話します。

 

 

「また、いじめられるかもしれない・・・

怒声が響く職場で精神的に病むかもしれない・・・

泣きながら毎日帰るかもしれない・・・

 

そして結婚した今『転職』というワードは、地雷のように心に埋まっています

 

もし踏んでしまったら『家庭が壊れる』という爆弾になるかもしれないと、本気で思っています。

 

職場のストレスで、旦那さんや子供にあたるかもしれません。

仕事が忙しくて、家事が手につかなくなるかもしれません。

人間関係に悩み、心が病んでしまうかもしれません。

 

 

そんな可能性があるんだったら、今のまま派遣社員でいたいんです」

 

 

私の訴えを聞いて、一つだけ問われました。

 

 

「5年後、あなたは何になりたいの?」

 

 

私の頭の中は、真っ白になりました。

 

家庭のイメージは膨らみますが、仕事やキャリアについては何も浮かびませんでした。

 

この時、私は気づいてしまったのです。

 

 

「自分って、自分のこと何も知らないんだ」

 

 

愕然とする私に、闘志を静かに燃やした課長の姿がありました。

 

 

「あなたの、転職を手伝います」

 

 

そこから私の転職への日常がはじまりましたーーーーー

 

 

 

続きです→

 

 

旦那に転職することを言いました→

 

 



この記事を書いた人
月子

文系エンジニアの月子です。
SEになり、3年目。主な言語:Java / Python / GAS
フリーランスエンジニア&副業で年収1千万いくのが夢です。

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