前回、生理痛の辛さについて語った月子です。
今回は『布ナプキン』についてです。
まず布ナプキンとは何ぞやというところから入りましょう。
ズバリ、「生理の時に使うナプキンの布バージョン」です!!
通常、ナプキンは化学繊維でできた使い捨てのナプキンです。
しかし布ナプキンは綿などでできており、自分で洗って何度も使います。
詳しくはこちらでも丁寧に書かれています。
今回は布ナプキンを一年使ってみた私が、赤裸々に語るだけの記事となっております。
「布ナプキンって漏れないの?」
「洗うのめんどくない?」
「実際どうなん?」
様々な不安がおありかと思います。
布ナプキンを販売している会社だと、いいことしか書きませんからね。
実際に使っているユーザーの方の意見を見たい!という人もいらっしゃるのかなーと思い、
筆もといパソコンを打ちました。
今回は布ナプキンの特徴で挙げられている以下の点が、実際どうだったのか語っていきます。
② 生理痛が和らぐ
③ 長期で見たらお得
④ 洗濯する手間がある
⑤ 布ナプキンはかぶれない
こちらの点を語ったあと、総合的に見て布ナプキンを勧める理由を述べていきます。
布ナプキンを検討している人の背中をおす記事になれば幸いです。
*追記
先日、生理痛で失神しまして、産婦人科へ行きました。
すると一年に3回まで生理が減らせる「ヤーズフレックス配合錠」を処方されました。
詳しくはこちらをどうぞ!
布ナプキンの特徴
生理独特の嫌なにおいがしない
マジです。
ぶっちゃけ布ナプキンをして一番よかった理由ってこれです。一気に匂いがなくなりました。
今まで生理って「汚いもの」だと思っていました。
股から血が出るっていうのもあるんですが、何より独特な嫌な匂いがするじゃないですか。
あれがどうしても汚い印象を植え付けていました。
しかしあの匂いって、ナプキンの化学繊維が反応して出た匂いだったんですね。血の匂いじゃなかった。
布ナプキンにした瞬間から、匂いが消えました。(鼻を近づければ血の鉄臭い匂いはします)
すると意識が変わりました。
生理が「汚いもの」じゃなくて、「自分の体から出てるもの」となりました。
これってすごい変化だと思いませんか?
今までマイナスイメージだったものが、自分の体から排出される…つまり自分の作り出したものだと、受け入れられるようになったんです。
匂いって大切だなと感じますね。う○こも良い匂いになればいいのに…。
生理痛が和らぐ
私は違いました。
割とここは期待してたんですけどね。
化学繊維だろうが、布だろうが、吐き気と腹痛と腰痛とだるさはやってきました。悲しい!!
おそらく「冷え」から生理痛がきてる人は、布ナプキンにすると和らぐ可能性が高いです。
化学繊維より、綿の方があったかいのは確実ですからね。
しかし私はおそらく…子宮に問題があると思います。
「あっためれば治る」的な問題ではない気がします。
毎回毎回、気絶しそうなほどの激痛がやってくるので。これは布ナプキンも太刀打ちができない…
あまりに酷いので、今度、産婦人科で検査をしようかと検討中です。何も問題がなければいいのですが。
ひとまず「布ナプキンで生理痛が和らぐ」は「人による」だと結論づけます。絶対ではないです。
長期で見たらお得
ナプキン一つが約20円。
それを一回の生理で私は15枚ほど使います。すると300円。
一年に換算すると、3600円。
反対に布ナプキンは一枚、約1500円くらいですかね
5枚あれば回せるので、7500円です。
2年以上使ったら、布ナプキンの方がお得です!と単純計算ではなります。
ただ最近は布ナプキンの認知度が上がり、価格競争も出てきたように思います。
私は以下のMサイズナプキンを5枚で回しています。夜つけてても割と平気です。
お試しですが、ワンコインで購入できます。5枚だと2500円です。
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使い捨てのナプキンを一年使い続けるよりお得に過ごしています。
あと柄がかわいいです。下着を選ぶような感覚で選んでいます。
まぁ布ナプキンも永久に使える訳ではないですし、
洗剤の料金も含んでいないので、正確な数字ではありません。
ただ毎日を使う訳ではないですし、丁寧に使えば5年くらいは持つのではないでしょうか。
また「おむつ」「ナプキン」が軽減税率の対象外となりました。
生理用品やオムツの軽減税率適用外に不満噴出「食品と同じくらい必須」 – ライブドアニュース
ナプキンも生活必需品だろ!という反論はひとまず脇に置いといて、
このニュースを機に、布ナプキンの注目が集まるかと思います。
ただでさえナプキンは高いですからね。
使いまわしできる布ナプキンは、さらにコスパがよくなるでしょう。
何より買い置きしなくていいというのは、かなりのメリットではないでしょうか。
ストック分のスペース家賃を考えれば、かなりのお得です。
常にポーチに一つ忍ばせれば、急な生理にも対応できます。
また場所も使い捨てナプキンに比べて省エネで済みます。
実家にいた時は、母と妹と私の三人分でレンガみたいに積み上がっていましたからね。あれがないのはいいですよね。
洗濯する手間がある
ぶっちゃけ布ナプキンを悩んでいる人って、ここが嫌な部分だと思います。
私もそうでした。「え、血を洗うの?うわ、汚いし面倒」と正直思っていました。
しかし「汚い」の部分は1の「独特な匂いがしなくなる」のところで語った通り、だいぶ払拭されました。
むしろ「これだけ血が出てたんやな」「なんか血の色、変じゃない?大丈夫か?」と
血液と向き合って、体の変化に気づくようになりました。
問題は「面倒」の部分でした。
結構、手間だなーと思ってゴシゴシ洗っていました。しかも落ちづらい。
イライラしながら布ナプキンの会社を見たところ「浸け置き洗いしてください」の文字が!
浸け置き洗い?落ちるのかそれ…と半信半疑になりながら、
バケツにナプキンと洗剤入れて一日放置していました。
そして次の日、見てみると、驚くくらい綺麗になったナプキンが!
あれには驚きました。本当に驚くくらいに白くなっているんです。
わー!と拍手したくなるのもつかの間、
バケツの中には殺人現場かってくらい赤い水が溜まっていました。
他人の血液だったら真っ平御免ですが、自分の血です。ゴシゴシと平然と洗いました。
ナプキンは水で洗い流し、何度か絞って水気を取ったら終了です。そのまま乾燥させます。
ちなみに蓋つきバケツと、デリケート用の洗剤を使っています。どちらも100均です。ありがとうダイソー。
浸け置き洗いを覚えてから、洗濯が大分楽になりました。
むしろどんだけ白くなるのかと楽しみにしてる自分もいます。
それにしても何故あんなに綺麗になるんだろう…教えて業者の人……
布ナプキンの魅力
布ナプキンについて語ることができてよかったです。
話をまとめると、
「面倒な部分もあるけど、魅力的なところもあるから布ナプキンおすすめ!」です。
え?よさが全然伝わってないって?
わかりました、まとめさせていただきます!
・買い置きしなくていい
・独特な匂いがしなくなる
・生理を汚いものだと思わなくなる
・デザインかわいくてテンションあがる
・汚れたものを一時的にもポーチにいれる
デメリット二つ目に挙げたものは、ダメな人はダメかもしれませんね。
私の場合は血液がついたナプキンを内側に折って、
ビニールにいれて、ポーチにいれています。
「そんなの無理!汚い!」と思われたら無理ですね。
このようにデメリットもありますが、それ以上のメリットがあると私は思っています。
前にも書きましたが、「独特な匂いが消えた」ことで、私は生理を汚いものだと思わなくなりました。
今まで臭いものに蓋をするような形で捨てていたものを、今ではしっかりと観察するようになりました。
またゴミとして捨てていたナプキンを、一種のファッションとして楽しむことができます。
フルーツ柄や花柄、下着の柄のように好きなデザインを選ぶことができます。
場所も取らないし、ゴミも出ないし、ここもよかった点かなと。
まだまだ一般的ではない布ナプキン。
この魅力がもっとたくさんの人に知ってもらい、広まってくれたら私は嬉しいです。
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他にも生理痛やPMSで肌荒れする方は、ピルを飲むのも1つです!
例えば「忙しくて病院いけないよ・・・」という方は、
スマホからピルを処方できるスマルナというサービスもあります。
あとは最初の方にも書きましたが、
生理痛で失神した私が、産婦人科へ行ったところ
一年で3回まで生理が減らせる「ヤーズフレックス配合錠」を
処方されました。
・保険適用
・避妊効果がある
・生理痛が緩和される
・生理が1年に3回まで減らせる
色々なメリットがありますので、ぜひ検討くださいね♩
コメント
【布ナプキン】病気で子宮摘出し、生理が終わってから、パンティーライナー代わりに2年くらい使ってます。不織布だとどうも具合が悪いのですが、布ナプキンだと調子が極めていいのです。
84歳になる母の娘の頃は今の使い捨てナプキンはなく、いつも洗った布を使っていたとのこと。
貴女の記事を読んで、生理のある頃に布ナプキンを使ってみたかったです。
肌の弱い娘達に改めて勧めます。
>>はなさん
コメントありがとうございます!
お母様は布を使われてたんですね。そこから派生して、布ナプキンが普及しそうなんですが、まだまだ認知されてない気がします。
はい!娘さんたちの手助けの1つになれば幸いです(^^)